「月額料金の目安と、お得に使う方法が知りたい」
「他の野球配信サービスとの違いや特徴が知りたい」
「パ・リーグTVならではのメリットやデメリットが知りたい」
このように考える人は多く、私も利用する前に同じような疑問をもっていました。
そこで、この記事では実際にパ・リーグTVに加入してみた私が、利用しながら感じたメリットやデメリットをわかりやすくまとめます。
具体的には、以下のポイントに絞って内容を紹介するので、気になる部分をタップしてご覧ください。
気になる内容をタップ
この記事を最後まで読むことで、パ・リーグTVの長所と短所を理解し自分に合ったサービスなのか判断できます。
もし、他の野球配信サービスも比較するなら「プロ野球を見るなら?」の記事もあわせて参考にしてください。
プロ野球を見るなら?2024年版どこで見るのがベストか徹底解説
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パ・リーグTVはパ・リーグの主催試合が全試合見れるサービス
パ・リーグTVとは、パシフィック・リーグの公式動画配信サービスです。
サービス名 | パ・リーグTV | ||
---|---|---|---|
月額料金(税込) | ・通常価格:1,595円 ・ファンクラブ会員価格:1,045円 ・1dayチケット:660円 | ||
対応端末 | ・スマートフォン ・タブレット ・パソコン ・テレビ | ||
セリーグ | 配信内容 | パリーグ | 配信内容 |
阪神 | 交流戦のみ | オリックス | ・春季キャンプ ・練習試合 ・オープン戦 ・公式戦 ・交流戦 ・クライマックスシリーズ ・ファンフェスティバル |
広島 | × | ロッテ | |
横浜DeNA | × | ソフトバンク | |
巨人 | 交流戦のみ | 楽天 | |
ヤクルト | × | 西武 | |
中日 | × | 日ハム |
パ・リーグが主催する全試合のライブ配信をするだけでなく、ファーム(2軍)の試合や巨人と阪神主催の交流戦も視聴できます。
選手一人ひとりの詳細な情報や順位表などリーグに関するさまざまな情報が手に入ることも可能です。
それでは、パ・リーグTVでプロ野球を視聴するメリットについて、SNSや私の感想をもとに解説します。
パ・リーグTVでプロ野球を視聴するメリット
パ・リーグTVの口コミ情報の中から実際に利用している声を集め徹底的に調査しました。
口コミ内で「利用して良かった」という良い評判をまとめると、次のようなメリットに分類されます。
- パ・リーグ球団のファンクラブ会員は割引される
- パ・リーグ主催の全試合と一部の交流戦が視聴できる
- 過去11年分のパ・リーグ主催試合が見放題
- 別のアプリを操作しながら試合を視聴できる
- 1打席1球ごとにプレー動画を見直し視聴できる
- 注目なシーンをさまざまなカメラアングルで視聴できる
- 春季キャンプやファンフェスティバルも生配信
- 実況のONとOFFが可能
- 法人契約ができる
パ・リーグ球団のファンクラブ会員は割引される
パ・リーグ球団のファンクラブ会員になっていると、パ・リーグTVをよりお得に利用できます。
パ・リーグTVの月額料金は1,595円必要ですが、ファンクラブ会員は月額1,045円で利用可能です。
項目 | 月額料金(税込み) |
---|---|
パ・リーグTVの月額料金 | 1,595円 |
ファンクラブ会員の月額料金 | 1,045円(上記より550円お得) |
パ・リーグ6球団内のどこかのファンクラブに所属していれば割引が可能です。
パ・リーグTVの入会時に対象球団と会員番号を入力すれば適用されます。
パ・リーグ主催の全試合と一部の交流戦が視聴できる
パ・リーグTVでは、パ・リーグ主催の全試合はもちろん、一部の交流戦の試合も配信しています。
パ・リーグのオープン戦やクライマックスシリーズに加えて、阪神タイガースや読売ジャイアンツとの交流戦も視聴可能です。
ただし、交流戦はパ・リーグ主催の試合に限ります。2軍の公式戦についても、視聴できるのはパ・リーグ主催の試合に限ります。
過去11年分のパ・リーグ主催試合が見放題
パ・リーグTVでは、過去11年間分のパ・リーグ主催の全試合を見放題で楽しめます。
2012年から現在に至るまでの見逃し配信の本数は、合計で約6,000試合以上、膨大な数に上ります。
- 佐々木選手の完全試合のような歴史的瞬間
- 応援している球団の優勝決定の瞬間 など
過去の名試合を振り返りたいファンにとって魅力的なサービスで、パ・リーグTVの高評価ポイントの1つです。
ファームの試合も含まれているため、スター選手たちの当時の様子もチェックできます。
別のアプリを操作しながら試合を視聴できる
パ・リーグTVは「ピクチャーインピクチャー」機能を利用して、他のアプリを起動しながらライブ動画の閲覧もできます。
ピクチャーインピクチャーとは、スマートフォンやタブレットの画面上に小さなウィンドウで動画映像を表示させる機能です。
例えば、外出中にスマートフォンのパ・リーグTVで試合をライブ視聴しつつ、同時にX(旧Twitter)で試合経過のつぶやきを見ながら配信を楽しめます。
1打席1球ごとにプレー動画を見直し視聴できる
パ・リーグTVのおすすめ機能の1つは「1打席1球VOD」です。
1打席、1球ごとに個別に見直しできる機能で、特定シーンの重要なプレーやうっかり見逃してしまったプレーも、細かく視聴できます。
球速・球種・打撃結果など詳細一覧から選べるため、「ホームランシーンだけ見たい」という場合にすぐ探しやすい点もメリットです。
なお「1打席1球VOD」に対応するアーカイブ期間は、1軍については2017年以降の公式試合で、2軍に関しては2022年以降の内容に限ります。
注目なシーンをさまざまなカメラアングルで視聴できる
パ・リーグTVの「マルチアングルVOD」は、同一プレーを異なる視点から自分で選択して見られる機能です。
最大で5箇所程度のカメラアングルを指定可能で、中継映像だけでは見られない豪快なホームランの瞬間や守備側から打者を見た視点など、細部まで詳細にチェックできます。
使い方も簡単で、ライブ画面に表示されている「1LIVE+マルチ」をタップして、見てみたいカメラアングルのアイコンを選択するだけです。
春季キャンプやファンフェスティバルも生配信
パ・リーグTVはプロ野球の公式戦だけでなく、春季キャンプやファンフェスティバルなど、シーズンオフに開催されるさまざまなイベントの生配信もおこなっています。
優勝インタビューなどの特別な瞬間や、入団会見など当時の貴重な映像もアーカイブで閲覧できます。
公式戦以外のファンフェスティバルやイベントも見られるのはパ・リーグTVです。
3試合同時視聴できる
3試合同時視聴はパソコン限定で提供されるユニークなサービスで、パ・リーグ3球場で開催される3試合を同じ画面内で同時閲覧できます。
例えば、シーズンの終盤における順位争いの激しいタイミングなど、応援チーム以外のライバルチームの試合状況を把握する時に便利です。
パソコンのライブ配信ページから「3試合表示」をクリックするだけで視聴でき、メイン1つとサブ2つの3画面に自動的に分割表示されます。
リーグ全体の動向をリアルタイムで確認する場合におすすめの機能です。
実況のONとOFFが可能
実況解説の音声をONとOFFを自由に切り替えられる点もパ・リーグTVの特徴です。
例えば「気になっていて見たい試合なのに、自分の苦手な解説者・実況者が担当している」という場合でも、実況をOFFにすると快適に視聴できます。
実況をOFFにすると「試合の生音」だけ楽しめる点もメリットで、自宅にいながらにして球場観戦に近い感覚でライブ配信を楽しめます。
自分のこだわりの環境で野球を見たい人にとっては、実況ON・OFFも便利な機能です。
法人契約ができる
パ・リーグTVは、企業や団体での契約にも対応しています。
これによりリーグ終盤の試合を大人数で視聴したり、イベント利用で動画配信を活用したりすることも可能です。
また法人契約によって、会社の社員福利厚生の一環としてパ・リーグTVを利用する方法もあります。
例えば、社会人野球チームを有する企業は、社内コミュニケーションの促進ツールの1つとしてパ・リーグTVの法人契約を検討してみてください。
法人契約を行う際は、通常の登録方法と異なる窓口を利用する必要があり、パ・リーグTVのサポートメールより直接問い合わせる必要もある点は注意してください。
以上が、パ・リーグTVのメリットになります。続いては、デメリットについて見ていきましょう。
パ・リーグTVでプロ野球を視聴するデメリット
パ・リーグTVは魅力的なサービスの一方で、5つのデメリットがあります。
- 無料トライアル期間がない
- セ・リーグの試合が視聴できない
- シーズンが終了しても自動で解約されない
- 球団ファンクラブ会員でないと料金が割高に感じる
- 巨人阪神主催の交流戦はその年度内でしか見逃し配信されない
紹介するいくつかのデメリットを踏まえたうえで、自分に合った動画配信サービスかどうか判断してください。
無料トライアル期間がない
パ・リーグTVには他の動画配信サービスで一般的な「トライアル期間」がありません。視聴するためには有料登録が必要です。
多くの端末に対応しているため、登録後に見られないケースはまれですが、事前に視聴状況を確認したい人にとってはマイナスポイントとなります。
ただし、毎年開幕3連戦を無料視聴できるキャンペーンを実施するので、無料トライアルを試したい場合はこの期間を狙うと良いでしょう。
野球配信の無料トライアルに興味がある場合は、AmazonプライムのJSPORTSの記事を参考にしてください。
Amazonプライム経由でJSPORTSの配信を2週間トライアル利用できますが、パ・リーグTVと比べると配信される試合は限定的です。
AmazonプライムのJSPORTSとは?何が観れるスポーツ番組か徹底解説
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セ・リーグの試合が視聴できない
パ・リーグTVはパ・リーグ専門の配信サービスであるため、セ・リーグが主催する試合の視聴は基本的にできません。
セ・リーグの試合を放送できないのは、放映権がセ・リーグ側にあるためです。
放映権は主催している日本野球機構(NPB)が保有し、コミッショナー事務局によって管理されています。
オールスター戦や日本シリーズも同様で、日本野球機構(NPB)が放映権を保有し、コミッショナー事務局が管理しているため、パ・リーグTVでの視聴はできません。
ただし、パ・リーグ主催の巨人と阪神との交流戦は、例外的にパ・リーグTVで視聴可能です。
シーズンが終了しても自動で解約されない
パ・リーグTVの動画配信サービスは、プロ野球シーズン終了後も自動的に更新され続けます。
例えば「シーズンオフ中はパ・リーグTVを利用しない」という場合は、ユーザー自身でいったん解約しなければなりません。
契約後は自動更新されることを忘れず、無駄な費用が発生しないように注意してください。
もし再加入する場合は、新規契約せずに「ログイン」から管理画面に入り、前回の登録状況を残したままで利用可能です。プランを選ぶだけですぐに再開できます。
球団ファンクラブ会員でないと料金が割高に感じる
パ・リーグTVの月額料金は1,595円ですが、球団のファンクラブ会員なら月額1,045円で、550円割引されます。
一方どのファンクラブにも所属していない人は、通常価格が高く感じるかもしれません。
この場合、「ベースボールLIVE」や「Rakuten パ・リーグ Special」などの他の類似サービスを検討するのも一つの方法です。
サービス名 | 月額料金(税込み) |
---|---|
ベースボールLIVE | 660円 |
Rakuten パ・リーグ Specia | 702円 |
パ・リーグTVは閲覧できる試合数や機能面で優れていますので、利用状況に合わせて比較検討してください。
巨人阪神主催の交流戦はその年度内でしか見逃し配信されない
パ・リーグTVでは、パ・リーグによる過去11年分の主催試合をいつでも見放題で楽しめます。
ただし、パ・リーグ主催の巨人阪神交流戦の見逃し配信は、その年度内のみなので注意が必要です。
シーズン終了後に交流戦を見ようと思った時、視聴タイミングによってはすでに配信終了している可能性があります。
過去のパ・リーグ試合はほとんど見られますが、交流戦に関しては視聴時期に制限がありますので、この点を覚えておいてください。
以上が、パ・リーグTVのデメリットになります。ここからは、実際に利用している人の口コミを紹介します。
パ・リーグTVに加入した人の口コミ
パ・リーグTVを実際に契約し利用したことがある人の、良い口コミと悪い口コミをそれぞれ紹介します。
使っている人の評価や意見も参考にしながら、パ・リーグTVの利点と弱点を整理していきましょう。
パ・リーグTVの良い評判
パ・リーグTVを契約している人の良い口コミや評判は、以下のとおりです。
パ・リーグTVの何が凄いって2012年以降の公式戦全部いつでも見れる。
— くろまめ (@kuromamek13) February 1, 2024
マジで凄い。 pic.twitter.com/3Zt0qaQv1B
パ・リーグTVではこのように推し球団の活躍のみをまとめた再生リストも作成されております。 pic.twitter.com/zQiPFDMKnk
— ひまわり❁鷹党 (@qQsQLSqaGs37667) December 7, 2023
これらの口コミに加えて、「再契約が簡単で、シーズン中だけの契約でも楽しめる」という意見や、「無駄な広告がない」という評価もあります。
パ・リーグTVはただ公式戦の配信を視聴できるだけではなく、膨大なアーカイブや多機能な視聴方法も魅力の1つです。パ・リーグTVの良い口コミについてまとめます。
利用した方の良い口コミ
- 好きな球団の過去の名シーンを好きなだけ見返せる
- 地上波で放送のない大事な試合でも見逃すことはない
- 民放放送の野球番組よりコンテンツが充実していて楽しい
パ・リーグTVは、提供するサービスの質と利便性において、多くの野球ファンから好評を得ています。
パ・リーグTVの悪い評判
パ・リーグTVを契約している悪い口コミと評判は、以下のとおりです。
昨シーズンは楽天TVで全試合観たけど交流戦は放送されなかったので、6月だけパ・リーグTVで観たの。今年はパ・リーグTV申し込んだ。
— ミッチェル (@windtalkers1969) February 1, 2024
テレビで見るにはちょっと面倒だから楽天TVに戻るかもしれない。楽天TVならアプリだからパパっと見始められる。
パ・リーグTV、解約ボタンに辿り着きづらくなって(解約前にこれ見たらどう!?みたいなオススメ動画を死ぬほどスクロールさせられる)、2023年現在今どきわざわざこんなクソ仕様に改悪するサービスまだあるんや…と思った
— ぴょんた🥪 (@yontapi) October 31, 2023
これらの他にも「他球団に移った選手もおすすめに表示され続けるのが不便」「セ・リーグの試合も視聴したいが、それができない」という口コミもありました。
パ・リーグTVは特にパソコンからの視聴者が多く、テレビでの視聴には設定が必要です。
また、セ・リーグの試合は、一部の交流戦を除き、ほぼ視聴できないため注意が必要です。
契約した方の悪い口コミ
- 解約方法がわかりにくい
- テレビで視聴する場合に設定が面倒
- 日本シリーズやセ・リーグの試合は見られない
これらの口コミは、パ・リーグTVのサービスを検討する際に考慮すべき重要なポイントです。
次の項目では、実際にパ・リーグTVを利用した人の感想を紹介するので、参考にしてください。
パ・リーグTVに加入している人へインタビューしてみた
実際にパ・リーグTVに加入している人へのインタビューをいたしました。
契約のきっかけと利用頻度はどのくらいですか?
「普段は、チバテレでロッテの試合を見ているのですが、佐々木朗希選手の完全試合をもう1度見たい」という熱い思いからパ・リーグTVに契約しました。契約後もそのまま使用し続けていて、今では日常生活の一部です。
「プロ野球のシーズン中はほぼ毎日のように試合があり、手放すことができません」とファンとしての情熱とパ・リーグTVへの依存度の高さを物語っています。
視聴コンテンツと使い勝手はどうですか?
ロッテファンとしては、ロッテの試合や過去の名試合、YouTubeで公開されているハイライト映像に目が向くのは自然なことです。
パ・リーグTVの利便性は特にモバイルやパソコンでの視聴に優れており、外出先でも簡単に試合を楽しめます。
ただし、大画面での視聴設定には少々難しさがあり、技術に不慣れなユーザーには敷居が高いと感じるかもしれません。
この点は、パ・リーグTVがより多くのユーザーに受け入れられるための改善ポイントとなり得るでしょう。
特に気に入っている機能はなんですか?
実況のオンオフ機能は、スポーツ観戦の新たな楽しみ方を提供します。
野球ファンにとって特に、ゲームの臨場感を直接感じられる球場の音は、試合の緊張感や興奮を高める重要な要素です。
ロッテのチャンステーマが流れる時、「それだけを聞きたい!」というニーズに応えることは、ファン特有の細かな要望に対応しており、パ・リーグTVのユーザー中心のサービス設計を際立たせています。
サービスの全体的な満足度はどのくらいですか?
パ・リーグTVは、春季キャンプと秋季キャンプ、ファンフェスティバルなど、試合以外のコンテンツも豊富に提供されています。そのため、「単なる試合中継サービスを超えている」と私は思います。
DAZN(ダゾーン)であれば、生配信されるのは試合のみです。スカパープロ野球セットでも、ファンフェスティバルが配信されますが、利便性に欠けていると私は感じました。
そのため、パリーグ球団のファンであれば「年間通して楽しめるコンテンツが用意されているパリーグTVが1番!」と思っています。
今後パリーグTVへの改善点やコストパフォーマンスについて教えてください
難しい問題ですが「セリーグの試合も視聴できたらいいな」と思っているとのこと。
コストパフォーマンスについては、球団のファンクラブ会員であれば、特にコストを気にせずに利用できる点が魅力的です。
他の放送サービスと比較しても、パ・リーグTVの価値は高く感じられます。
これは、サービスの質とコンテンツの充実度が価格を正当化するものであるといえるでしょう。
最後に契約を考えている人へのアドバイス
最後に、パ・リーグTVはネット配信を主軸としたサービスであり、特にプロ野球のパ・リーグの試合を追いたい人にとって最適な選択肢です。
過去の試合アーカイブが豊富であることも大きな魅力であり、特定の選手や名試合を振り返りたいファンにとって貴重なリソースです。
この点は、新規契約者にとって特に魅力的なサービスの特徴の一つであると言えます。
今までの内容を整理したうえで、パ・リーグTVに向いている人を解説します。
パ・リーグTVが向いている人
以下の項目に1つでも該当する人は、パ・リーグTVが向いています。
- ファーム(2軍)の試合も見たい
- パ・リーグの試合を逃さずに見たい
- 過去の試合や名シーンを振り返りたい
- 応援している選手の詳細な情報を知りたい
- パ・リーグ球団のファンクラブに加入している
パ・リーグTVはパ・リーグの全試合をカバーするだけでなく、過去11年分の膨大なアーカイブがいつでも視聴可能です。
リーグ戦の終盤で特に便利な1画面で3試合同時視聴機能や、自由にカメラアングルを変えられるマルチアングル機能など、視聴方法は多彩に用意されています。
パ・リーグTVが向いていない人
セ・リーグの試合を主に見たい人には不向きです。
日本シリーズやオールスターゲームなど、NPB主催の試合の視聴が求められる場合、パ・リーグTVでは提供されないことをご了承ください。
これは他の野球配信サービスでも共通の課題です。無料トライアル期間がないため、サービスを試したい人にとっては不便かもしれません。
ただし、不定期に無料視聴キャンペーンを実施することがあるので、公式情報を定期的にチェックすることをおすすめします。
もし、パ・リーグTVが自分にあわないと感じる人は、次の項目で紹介するサービスに登録を検討してみてください。
パ・リーグTVとパ・リーグの試合が見放題のサービスで比較
パ・リーグの試合を視聴できる動画配信サービスは、パ・リーグTV以外にも「Rakutenパ・リーグSpecial」「ベースボールLIVE」などがあります。
これら配信サービスとパ・リーグTVの具体的な違いを解説します。
Rakutenパ・リーグSpecialとの比較
Rakutenパ・リーグSpecialは、楽天TVで提供されるサービスです。パ・リーグ主催の全試合を楽しめます。
楽天モバイルと契約している人は、パ・リーグの主催試合を無料視聴できます。
サービス名 | Rakutenパ・リーグSpecial | ||
---|---|---|---|
月額料金(税込) | ・月額:702円 ・年間プラン:5,602円 ・楽天モバイル会員:無料 | ||
対応端末 | ・パソコン ・テレビ ・スマートフォン ・ゲーム機 ・Chromecast | ||
セリーグ | 配信内容 | パリーグ | 配信内容 |
阪神 | × | オリックス | ・公式戦 ・パリーグ主催の交流戦 ・クライマックスシリーズ |
広島 | ロッテ | ||
横浜DeNA | ソフトバンク | ||
巨人 | 楽天 | ||
ヤクルト | 西武 | ||
中日 | 日ハム |
このサービスの月額料金は702円と、パ・リーグTVの1,595円やファンクラブ料金1,045円に比べより経済的です。
ただし、視聴できる内容はパ・リーグの公式戦に限られ、パ・リーグTVのようなイベント動画配信や10年以上にわたるアーカイブ機能は提供されていません。
また、Rakutenパ・リーグSpecialの見逃し配信期間は30日と、パ・リーグTVよりも短いです。
しかし、Rakutenパ・リーグSpecialは楽天モバイル会員の人だと、無料で試合を視聴できます。
パ・リーグの試合を全試合無料視聴できる配信サービスです。
ベースボールLIVEとの比較
ベースボールLIVEはソフトバンクが運営するサービスで、月額660円でパ・リーグの試合を視聴できます。
パ・リーグTVの月額料金1,595円(ファンクラブ料金1,045円)に比べてより低価格ですが、提供される配信はパ・リーグ主催の公式戦に焦点を当てています。
サービス名 | ベースボールLIVE | ||
---|---|---|---|
月額料金(税込) | 660円(2024年2月29日までは550円) | ||
対応端末 | ・スマートフォン ・パソコン ・Chromecast | ||
セリーグ | 配信内容 | パリーグ | 配信内容 |
阪神 | × | オリックス | ・公式戦 ・パリーグ主催の交流戦 ・クライマックスシリーズ ・春季キャンプ |
広島 | ロッテ | ||
横浜DeNA | ソフトバンク | ||
巨人 | 楽天 | ||
ヤクルト | 西武 | ||
中日 | 日ハム |
パ・リーグTVで提供される交流戦や春季キャンプ、ファンイベントなどの動画配信には対応していません。
また、ソフトバンク運営の利点として、PayPayドームで開催されるソフトバンク主催の試合に限り、マルチアングル配信やVR映像などの特別な機能を利用できます。
続いては、実際にパ・リーグTVに登録する方法について、画像を付きで紹介します。
パ・リーグTVに登録する方法(スマートフォン・パソコン共通)
パ・リーグTVに登録する方法(スマートフォン・パソコン共通)について、解説していきます。
まず、以下のボタンから公式サイトを開きます。
画面下部にある「パ・リーグ会員登録」をタップしてください。
「利用登録はこちら」をタップします。
メールアドレスを入力してパスワードを設定します。
入力が完了したら「同意して登録」をタップしてください。
また、会員登録は「Appleでサインアップ」または「Googleで新規登録」もできます。
入力したメールアドレスに認証パスワードが記載されたメールが届くので、数字を入力するとログイン画面が再び表示されます。
再度、メールアドレスと設定したパスワードを入力してください。
個人情報を入力していきます。
決済情報を入力し、確認画面へ進むをタップします。
入力した情報が誤ってないか確認したうえで、ボタンをタップすれば登録完了です。
以上が、パ・リーグTVの登録方法になります。
パ・リーグTVの口コミに関するよくある質問
パ・リーグTVに関連してよくある質問をそれぞれ順番に回答します。
パ・リーグTVの無料視聴期間は?
パ・リーグTVは無料トライアルサービスを実施していません。
ただし、開幕戦限定で無料トライアルキャンペーンを実施していた期間はあります。
無料視聴を利用する場合は、プロ野球の開幕する3月前後に公式サイトをよくチェックし、無料キャンペーンを行なっていないか確認しましょう。
パ・リーグTVをテレビで見るには?
パ・リーグTVをテレビで見る方法は次のとおりです。
- クロームキャストで接続する
- ミラキャストで接続する
- Apple製品からAirPlay対応TVに接続する
- テレビと有線でHDMI接続する
基本的にいずれの方法もiPhone・iPadやAndroidなどの端末上でパ・リーグTVの配信を表示させておき、その内容をテレビに出力するやり方です。
HDMI接続以外は全て無線接続による方法であり、送信端末と受信側のテレビが各形式に対応しなければ出力できません。
パ・リーグTVの料金は550円ですか?
パ・リーグTVの月額料金は1,595円でファンクラブ価格も月額1,045円のため、550円では利用できません。
ただし、以前にはシーズン後半戦に突入する7月末頃のタイミングにて3日間限定で「期間限定お試しプラン」として550円でサービスを提供していました。
今後もこの付近で同様のキャンペーンがおこなわれる可能性はあるため、日程が近づいたら公式情報をチェックしておいた方が良いでしょう。
パ・リーグTVは勝手に解約されますか?
パ・リーグTVは自動的に解約されることはありません。
サービスは毎月自動更新されるため、シーズン中のみ利用したい場合はシーズン終了後に自分で解約する必要があります。
オフシーズンでも球団イベントや特集動画が多数配信されるため、公式戦以外のコンテンツも楽しめます。
パ・リーグTVは何で見られますか?
パ・リーグTVはGoogle ChromeやSafari、Microsoft Edge、Mozilla Firefoxといった主要ブラウザに対応しています。
対応デバイスは以下のとおりです。
- 各種パソコン(Mac、Windows)
- 各種スマートフォン(iPhone、Android)
- 各種タブレット(iPad、Kindle Fire)
同時に複数の端末での視聴はできません。別のデバイスで視聴を開始するには、現在使用しているデバイスの視聴を終了させる必要があります。
他の端末に切り替えるためには、現在視聴しているデバイスを終了した後で別の端末で起動する必要があります。
まとめ:パ・リーグの試合を見たいならパ・リーグTVに加入しよう
パ・リーグTVを実際に使っている人の評価を参考に、利用するうえでのメリットとデメリットを紹介しました。
パ・リーグ公式戦が配信サービスの中心ですが、セ・リーグ球団のファンから「セ・リーグTVもぜひ作ってほしい」といわれるほどコアな野球ファンにも人気の高いサービスです。
過去11年分6,000試合以上のアーカイブの他、試合中にカメラ視点を選べるマルチアングル機能など、パ・リーグTVならではの機能をぜひ体験してみてください。